弊社配信サービス
利用者

株式会社メディカロイド 様

ロボットの力で、医療従事者や患者様のお役に立ちたい

私たちメディカロイドは、医療の発展と進化への貢献を目的に設立された、川崎重工業とシスメックスによる共同出資会社です。当社は、①ロボティックアシステッドサージェリー(RAS)事業、②アプライドロボット(APR)事業 の2つの事業を手掛けています。
RAS事業は、医師や医療従事者の手術中の負担を軽減し、精緻な手術をサポートする国産初の手術支援ロボットシステム『hinotori™(ヒノトリ) サージカルロボットシステム』の開発、製造・販売を担っています。APR事業では、既存の産業用ロボットを医療分野に適用し、医療用ロボットとして開発・提供しています。

RAS事業で展開するhinotori™サージカルロボットシステム
APR事業で展開するPCR検査の検体採取ロボット

製品発表会をオンライン・オフライン同時に開催するために

2020年に入り、ついに『hinotori™』が国産初の手術支援ロボットとして製造販売承認を取得する目途が立ちました。国内外で注目されていることから、メディアの方など多くの方々から問い合わせをいただく状況が予想され、承認取得後はすぐに記者発表会を実施する必要がありました。記念すべき国産初の製品の記者発表会を成功させたいという思いの一方、医療機器承認の制度上、厚生労働省よりいつ承認がいただけるかわからない状況にあり、崖っぷちに立たされました。
また、コロナ禍でオンラインとオフラインの同時開催も検討しなければならない。こうした条件下で記者発表会に対応してくれる専門会社を探す必要に迫られました。

株式会社メディカロイド

経営企画部

部長 田村 悦之 様

最終的に決め手となった3つのポイント

私たちは、対応してくれる会社を探してみたものの、なかなか見つからず時間だけが過ぎていきました。そうした中、快く応じててくれたのがアウルでした。そこで初めてPR会社であり、オンライン会見サービスを提供していることを知りました。正直、初めて取引する会社として多少不安はありましたが、担当スタッフの迅速で真摯な対応によって徐々に不安はなくなり、逆に信頼できると確信し最終的にお願いすることにしました。
決め手となったポイントは、3つです。1つは、オンライン会見が実施できる専用機材と専門スタッフを社内に擁しており、スケジュールにも柔軟に対応できる点です。2つ目は、私たちがオンライン会見の経験が少ない中、開催までの事前準備をすべてプロフェッショナルにリードしサポートしてもらえる点です。そして、3つ目は『ONLINE KAIKEN』に参加者の方々や必要な資料を一元管理できる『&Live』があったことでした。

株式会社メディカロイド

経営企画部

課長代理 山本 泉 様

ワンストップで、オンラインもオフラインもおまかせできる安心感

当初の想定より早い2020年8月に『hinotori™』の製造販売承認を取得することになり、晴れてオンライン・オフラインによる記者発表会を開催することが決定。それに合わせて、会場となる兵庫・神戸でロケハンを行うために、開催にあたり必要な確認事項を全て教えていただき、それを基に効率よく準備を進めることができました。開催当日までには、式次第や進行台本、バックパネルなどの制作もおまかせしました。
開催当日は、直前まで音声やホワイトバランスのチェック、カメラワークの段取りなどを念入りに行ってもらい、メディアへのブリーフィングも対応してくれて、本番はスムーズに進行し、無事終えることができました。発表会中に放映してクオリティが高いと大好評だった『hinotori™』の製品紹介動画も、事前にアウルにお願いして短期間で撮影したもの。繊細な手の動きを的確にとらえた映像は評判がよく、医療系の各種学会で利用されるなど、プロモーションで活用しています。
オンライン・オフラインによる製品発表会に必要なことはすべて、ワンストップで安心してお任せすることができ、お願いしてよかったと実感しました。

記者発表会の様子
『hinotori™』製品紹介動画のワンシーン

カメラワークが光り、『hinotori™』の魅力が最大限伝わる映像に

8月の記者発表会が終わり、次に『hinotori™』の実機を初披露する製品発表会を11月に東京・竹芝で開催することが決定。会社からの「製品の技術力がきちんと伝わるように」との要望に大きなプレッシャーを感じる中、オンラインとオフラインでの開催となり、再びアウルにお願いすることになりました。
実際の会場に加え、オンラインでも『hinotori™』の特長である、手の繊細な動きを的確にとらえて見せることが必要不可欠でした。そのため、オンライン用にロボットの腕の手元の細かい動きを見せるカメラを別で会場に入れて、細かい手元の動きが分かるように、見せ方を工夫してもらいました。前日のリハーサルでも、何度もカメラテストを繰り返し、当日にはみごとな映像を撮影してもらうことに成功。製品に対する理解力、それに基づくカメラワークのクオリティに、私たちも含め皆が感心していました。

会場には実際に『hinotori™』を搬入し、会見でお披露目
ロボットを操作する様子と、ロボットの手元を拡大して映すシーン

今後は『&Live』を使って、メディカロイドの情報を海外にも発信していきたい

2020年12月には、神戸大学病院にて『hinotori™』を使った第1例目の手術に成功。さらに、コロナ禍においてPCR検査ロボットの普及に取り組んでいます。私たちメディカロイドはこれからも、医療用ロボットの提供を通じて、安心して暮らせる高齢社会を実現していきたいと考えています。そうした中で、『&Live』を活用しながら、日本だけでなく海外にも情報を発信していきたいです。 

株式会社メディカロイド

経営企画部

木場 睦 様

会社情報

株式会社メディカロイド

医療用ロボットを通して「みんな」が安心して暮らせる豊かな社会をサポートするというミッションを掲げ、医療用ロボットの開発・製造・販売を行っております。
2020年8月に国産初の手術支援ロボット「hinotori™サージカルロボットシステム」が厚生労働省より製造販売承認をうけ、国内での導入が進んでおります。

このページの先頭へ